ついつい暖をとりたくなる季節。
冬でも半袖半ズボンの少年を見ると、
そんな頃が私にもあったのだろうか
と、ふと思います。
でも、できることならば今は
少しの肌も出さずに寒さを凌ぎたい。
ヒートテック、
貼るホッカイロ、
寒さ対策は多種多様です。
いろんな寒さ対策のグッズがある中で
何かもっとインテリア的に「これぞ」な
ものはないかなと探したところ、
今回の湯たんぽと出会いました。
湯たんぽというと、大きくて重たくて、、 ちょっと懐かしい感じのもの。
というイメージでしたが、
今回見つけた湯たんぽは、直径16.5cmの「コロン」という表現がぴったりとあう
小ぶりな形状でデザインも今どき。
女性が片手で持て、小さい子供なら両手で持てるコンパクトさです。
あまりにも軽くて小さくて...
これでちゃんと暖まれるのだろうか?
と疑念を持つかもしれません。
大は小をかねるともいいますし。
でも、侮ることなかれ。
コイツの優秀さは小でも大をかねます。
むしろ、この小ささが最大の魅力。
それは湯たんぽなのに持ち歩きができちゃう、ということ。
リュックに入れて、冬のアウトドアやグランピングに勤しんでも全く苦じゃないし、
暑がりさんとエアコン合戦になってしまうオフィスでも、快適な時間を過ごすことができます。
朝昼晩ともにできるのがこのFD styleの湯たんぽのスゴさなのです。
この湯たんぽ、実は雪国生まれ。
新潟の金属加工・素材・ニット技術の3種のプロが、
それぞれの得意分野で共同でつくりあげています。
そんなメイド・イン・ニイガタの湯たんぽには専用のカバーがついていてこれがまたイイかんじ。
湯たんぽがすっぽり収まる専用カバーは
冬のイメージにぴったりなニット模様。
一見、セーターのような見た目から
毛玉とか大丈夫かな、と心配になりますが
実は毛玉のつきやすいウール素材ではなく、使用しているのはコットン素材。
それも「日東紡のふきん」で有名な
ニットーボー新潟の超長綿(ちょうちょうめんと読みます!)が使用されています。
柔らかい肌触りの超長綿に、ウール特有のチクチクさはもちろん皆無。
滑らかでふっくらした糸が「あったかさ」とあわさって癒し効果、倍増です。
そんな超長綿は高級ニット産地の新潟県五泉市に運ばれ、丁寧に編み込まれ、
ようやく湯たんぽカバーとなります。
裏地まできちんと縫製されているので
編み目から指が入りこんでヤケドしてしまった!という心配もありません。
湯たんぽには、お湯が600cc入るので一般のご家庭にある電気ポットで簡単に沸かして入れることができるので楽ちん。
でも電気ポットってヤカンやドリップポットより注ぎ口が太いので注ぐ時は慎重に。ふきんを片手に準備しておくと尚よしです。
本体はお湯を入れるとすぐ熱くなるのですが、キャップ部分は熱くならないように配慮されていますので、お湯を入れた後でもしっかりと栓を締めることができます。
ついつい肌身離さず持っていたくなる湯たんぽ。就寝前にはぜひ、お布団に入れて暖をとってください。
そうすれば、寒くてエアコン付けっ放しで風邪を引いてしまった。
なんてことは無くなるし、布団から出たくない冬の朝も、ほんのりあたたかい湯たんぽが布団からの脱出も手助けしてくれます。
使用後の湯たんぽの中のお湯は、加湿器に入れたり、洗顔に使ったりなんてこともできるのだそう。
生活に優しい湯たんぽは、寒さと乾燥から守ってくれる冬の時期の相棒です。
カバー仕様変更
製作工場変更の関係で仕様が変更となりました。
右側が2019年仕様、左側が旧仕様のカバーです。
新仕様のカバーは、底面が湯たんぽの形状に合わせて少し丸くなっています。
紐が筒編み(右)から平編み(左)に変わりました。
旧仕様は目が詰まっていてしっかりとしていますが、2019年仕様(右側)は粗めになり、ふんわりとしたつくりとなっています。