アルネヤコブセンのウォールクロックに続いて、テーブルクロックのご紹介。
北欧デザインの置き時計で、ここまで洗練されていてかわいいものは他にはないであろう時計です。
アルネヤコブセンが時計を作ったのは実はテーブルクロックが始まりで。
でもその時計は、戦争の影響であっという間に販売終了。幻となってしまったんです。
その時計をデンマークのROSENDAHLが80年以上の時を経て、復刻。
現代にあわせた機能を備えてこうして蘇えりました。ROSENDAHLよ、ありがとうと言わずにはいられません。
デザインはウォールクロックと同じSTATIONとCITY HALL。
曲線使いがヤコブセンらしく、コロンと手のひらにのせられるかわいいサイズ感です。
「STATION」
今回もSTATIONとCITY HALLを分けてご紹介。
STATIONはブラックベースの当時のデザインを元にしたものと、復刻時にオリジナルバージョンとしてできたバーガンディとグリーンの3種となっています。
ウォールクロックのご紹介でも書きましたが、STATIONの時計はデンマークの駅時計にも採用されている北欧のスタンダードとなっているデザイン。
そんなデザインがお家の中で楽しめる。STATIONの楽しみ方はそんなところにもあります。
当時を元にして作られた黒のモデルはシンプルなカラーリングですが、バーガンディとグリーンは針が鈍いゴールドカラーとなっています。
脚もバーガンディは艶のあるゴールド、グリーンは鈍いゴールドと細部までこだわりまくり。
クラシカルな要素も感じられるオリジナルモデルは大人な雰囲気漂う高級感仕様なのです。
テーブルクロックの針はウォールクロックと違って、先端が色濃くなっています。
こんな違いもマニアにはたまらん!となるポイントです。
「CITY HALL」
CITY HALLはブラックベースにリデザインされたモデルです。
とてもシンプルでシックな見た目は寝室に置くのに雰囲気のあうデザイン。
2020年そんなCITY HALLに新たなカラーが3色追加されました。
これまでのヤコブセンの時計と違ってかわいらしくポップなカラーでより洗練された文字盤のデザインが引き立つモデルとなっています。
質感はブラックは艶感があるのに対してカラー3色はマット仕様。
マットな3色はきっといつか廃盤になってしまうから、早めにコレクションしたいアイテムです。
ヤコブセンの置き時計はなんと目覚まし時計。アラーム機能がついています。
裏を見るとボタンがひとつついている。
電池はどこに入れるんだろうと模索していると、なんとこの時計説明書がついていませんでした。
なんてワイルド仕様!なのでこのページで紹介していきます。
電池などは全て見えないようにカバーされています。
後ろ部分を反時計回りにひねり、手前に引っ張るとカバーがパカっと開くようになっていて、見事な感じで全て隠れておりました。
個体差があって、開くときは少し力がいるかもしれません。
電池は単三電池が2本付属していますのでこれでセット。
時刻はTIMEであわせます。
アラームは例えば6時30分にセットしたい場合はアラームの針を6時と7時の間にセッティング。
アラームは若干ズレる可能性があるとワイルドに書かれていたので、この時間に鳴って欲しい!というピンポイントアラームをしたい場合は針を時刻にあわせてなるかお試しトライお願いします。
時計にはLEDが搭載されていて、上部をタッチするとパッと光ってくれる暗闇優しさ機能となっています。
上部はセンサーがついているのでアラームの音を止めたい時もここをタッチ!
スヌーズ機能がついているので元から切りたいときは裏のボタンを押して止めます。
そんなアラームは「人の耳に受け入れられる電子音」を作るのに最後までヤコブセンがこだわったにも関わらず当時は実現にいたりませんでした。
復刻時にはその意思も引継ぎ、こだわった電子音を追求しています。
昔の英国の喫茶店の電話のベルを彷彿させるような電子音は、不快さがなくでも必要な音量で時刻を知らせてくれます。
いつまでも止めないと地味にジリジリ音がどんどん増えてくるのがかわいらしい仕様です。
ジリジリ音は下記でご確認いただけます。
アラームは全て同じ音です。