北欧ブランド、
LYNGBY PORCELAEN
（リュンビューポーセリン）
今回のフラワーベースは、
このブランドのもの。
とても上品な雰囲気を持ちつつ、強調しすぎない洗練されたデザインが多くて、惚れ惚れ〜します。
リュンビューポーセリンは1936年に始まり、 一度1969年に終了してしまっていたのですが、 北欧でとても人気だったこともあり、本国の人たちの手により数年前復刻となったブランド。
その中でもこのカーブベースは、1960年代のアーカイブを参考に新しくデザインされた花瓶となっています。
マットにキューティクル
真っ白なフラワーベースだけど、
豊かな表情がある。
その秘密は質感と、職人さんが手作業で削り出す縦ラインのしのぎによるものだと思っています。
フラワーベースの大部分は素地のようなマットな質感の釉薬が施されているのですが、
上の部分は少しだけ艶あり。
同じ白でも釉薬の質感を変えるだけで、大きな違いが出るので１色で塗られているという概念とはちょっと違う。
マニアックすぎて、アンミカが「白1色だけと、ちゃうんやで〜」って出てきちゃいそうですが、
この微妙なニュアンスがとても綺麗で、
そこがこのフラワーベースの魅力だと思うんです。
▲Lサイズ
わざわざ工程の違う仕上げを入れてくるのは面倒でもあるだろうけれど、こういうところがデザインのこだわりが感じられる部分なのです。
艶のある上部分はキュッとしまっていて、花をいけるにも外に広がりすぎず、生けやすいかたちでもあります。
ビリジアンなハンドプレスロゴ
全体的に、手作業の工程が多い
リュンビューカーブベース。
作業はそれぞれベテランの職人さんが工程別に行なっています。
チェックも丁寧に行われていて品質のいい作りなのが魅力です。
裏面には、リュンビューポーセリンのロゴが付いているのですが、このロゴは、1961年以降のブランド製品である証にもなっています。
LYNGBY PORCELAENの本国HPにはこのロゴについて
「家宝になるのに適したデザインアイコンに投資していることの保証です。」
と記載されていたり。
それほどの自信と信頼を持って世に送り出されているアイテムというのはとってもすごい。
ただの花瓶ではなく、特別な思いを持って作られているのがヒシヒシ伝わります。
▲Sサイズ
洗練されたフォルムと風合いは、
フラワーベースとして、花をいけてない間でも、飾り棚にディスプレイすることで、インテリアの一部として活躍してくれる、
インテリアとしても優秀なアイテムです。
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