リレオストアさんが生み出すレザーアイテムは、シンプルだけれど、どこか優しさを感じるやわらかな印象で。
それはヌメ革という素材の良さに加え、ステッチ(縫い目)がないから、見た目も手触りもカッチリしすぎないところにあるんじゃないかと思うのです。
そのステッチがないということを1番に感じられるのが、このkasse(カッセ)
kasse(デンマーク語)=箱
kasseはフタ付きの箱で折り紙のような構造により形を成しているのですが、この「フタ」が重要な役目を担ってる。
実は本体部分のみだと「箱」としての形を保たないんです。広げると、1枚の革なんだということがよくわかります。
この風呂敷状態の本体に、フタをあわせることでようやく「箱」に。
オープン状態で使用する時はフタは底側へ。
隠す収納として使用したいときは蓋として上から被せます。
用途によってフタの使い方が変わるのが面白いポイント。
このフタと本体の関係性。
まるで包容力があるのんびり旦那と、きっちりしっかり者の奥さまのようなgoodパートナーだと思いませんか?
kasseは2つのパーツが互いに必要不可欠なアイテムなのです。
インテリアとしての収納
箱というものは便利なもので、日々使用している細々したものをスッキリとみせてくれます。
もちろんこのkasseも例外なくそれに当てはまるのですが、この意匠性、素材の風合いの良さ。置くなら、玄関やリビングなど人目につく箇所がオススメ。
日々目にする場所で、手に触れて愛着を持って暮らしに寄り添ってくれるそんなアイテム。
私は小さめの日記とペンを入れて1日の終わりにこのkasseを手にする。そんな時間を過ごせたらと感じています。

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