布ものや織、糸などにこだわり、
精通しているsuno&morrisonさんが、
インド現地の女性たちとのやりとりの上で生み出すファブリックたち。

2024年新しくお目見えしましたのは、コットンの生地にさらにコットンのハギレを重ねてパッチワークをした「Katab」（カタブ）

「NO WASTE」
無駄を出さないというコンセプトのもとに、
katabはハギレを幾何学的な形に切り出し、
パズルのように組み合わせてパッチワークをしています。

実はこれ、なんとびっくり！
全部手縫いなんです。

パッチワーク部分はもちろん、
四隅の辺も全て手縫い。

手縫いって大変だし、目もしょぼしょぼするし...。私だったら、布ボンドでえいや！ってつけてしまいたい。

でもそんなことは全く思わないんだろうな、と反省させれる緻密さ。

現地の女性たちがひとつひとつ丹精に縫うことで、できる模様はまるで民族調のようで、とても魅力的。

一体これにどれだけの時間を要するのだろうと思うと頭が下がります。

インドのカディコットン布の上に、ハギレのピースを重ねて縫い合わせているので、光に透かすと重なった部分が浮き上がって見えてきます。

韓国でいうポシャギのように、プリントや織とは違う「布」のみでの構成がとてもユニーク。

生地のポコポコ感や柔らかみ、ぷっくり感や
ハギレのピースの凸凹感が楽しいKatab。

用途としてはコースターや小物の敷物などに。

壁にアートのように飾ったりするのもありかもしれません。

コットン生地は、インドの手紡ぎでできた柔らかで丈夫な生地。

手縫いとはいえ、丁寧にミシン縫いの強度と変わらぬ質の良さはインドの伝統的な布文化ならでは。

目でも楽しめて、手で触れても楽しめるkatabは、手仕事の温かみと、生地感を楽しむことができる可愛らしいナチュラルなアイテムです。

▲裏面には「suno」さんと現地の女性たちのロゴが手縫いで刺繍されています。