天然の木材というのは、手に触れると優しく、どこか温かみがある素材です。
家や家具などに使用され、私たちの暮らしに関わるツールとして欠かすことができません。
そんな木材を余すことなく使用するために作られたのがこのマグネット。
ゴミになる部分がないようにと、木片を利用した愛にあふれたプロダクトです。
使用されているのは、楓、桜、胡桃。そして虫喰いの楢(なら)材の4種。
虫喰い材トハ。
このマグネットを製作しているRetRe(リツリ)は、虫害により使えないとされてしまう、虫喰いの楢材を唯一無二の存在に再生していくブランドです。
虫喰い材というのは小さな穴や、本来木材にはなかった墨が流れているようなスポルテッドという模様があって、一般には出回ることがありません。
でも、よく見るとこの虫喰い材、きれいな木材と古材の中間のような魅力があるんです。
特徴的な虫喰いの風合いは、自然の中でたくましく生きてきた力強さを感じます。
それなのに、ゴミのように扱われるのはもったいない。そんな優しさからこのアイテムはうまれました。
このマグネットは、フローリングなどでの製材の時に出た木片を削ってコロコロした雰囲気にしたアイテム。
削り出されたマグネットは存在感があって、小さくてもとても雰囲気がある。
そしてとてもかわいらしい。
N極とS極
虫喰いのマグネットは2個入りなのですが、それぞれN極とS極のセットという引き合う組み合わせになっています。
実は、2つのマグネットをあわせることでカードスタンドにもなるんです。
ネオジウム磁石はとても強力で、
埋め込まれているのは小さなマグネットなのにしっかりくっ付きます。
茎が太すぎなければドライフラワーを挟んで立てるなんてことも。
磁石を利用してクリップホルダーとしても使ってみたり。
使い方が1つじゃないというのは楽しみ方がたくさんあるということ。
人によってはマグネットとして使わない。ということもあるのかもしれません。
手におさまるサイズで
マグネットは仕上げとして天然由来のみつろうクリームが塗られているのですが、これが適度に触り心地がよくしてくれていて。
磁石も強力なネオジウム磁石が小さく埋め込まれているので、手に触れるところはほとんどが木材となっています。
肌触りがいいので、ついつい触れたくなる。
ぜひ、手にとって使用していただきたいアイテムです。
パッケージの中の緩衝材は木材をスライスしたもので余すことなく木を無駄にしない作りになっています。
▲パッケージ