虫害によって必要とされなくなって
捨てられてしまうナラの無垢材を
再生していくブランド、
RetRe(リツリ)
虫って聞くだけで、なにか嫌だなと思われてしまうこともあるかもしれませんが、
もちろん虫は跡形もいなくて。
残っているのは虫喰いでできる穴や
虫害によって生まれる墨が流れているような模様だけ。
でも逆にいえば、それは虫害によってでしか生まれない産物。
自然の力強さや木材が生きてきた証をガツンと感じることができる貴重な木材なんです。
そんな虫喰い材を大胆に切り出した、重厚感のあるアイテムがこのブックエンド。
比重の高い、ギュッとつまった重みのある木部が使用された存在感の塊のようなアイテムです。
虫喰い材には「スポルテッド」と呼ばれる黒い墨を流した模様が入っているものがあります。
この模様や虫喰いの穴が大きな個性になって、古材のような雰囲気や普通の木材とは違った「味」を出しています。
この表情が美しくて、あえて木工作品の材に選ぶ作家やアーティストもいるほど。
▲スポルテッドの少ないタイプもあります。
大小個体差組み合わせ
虫喰いのブックエンドは大小の2サイズ。
個体差が大きく、個別の写真も撮らねば。ということで下の方に個別写真を載せておりますが、組み合わせも自由でそれを考えるのもきっと楽しい。
大大・小小・大小と、2つで挟み込みスタイルにするのはもちろん、
片側に壁があったり、本を寄り掛かりスタイルにすればブックエンド1つでも十分な役目を果たします。
ブックエンドならぬ。
ブックエンドの説明書には「本来の目的以外にご使用しないでください。」とあります。
でも、このブックエンド、雰囲気がとてつもなくいいのでディスプレイ台にしてもいい仕事をしてくれると思うのです。
本来の目的...ではないけれど、
こうした使い方はきっとあり。
「本来の目的以外」というのは恐らく投げたり、ボーリングのピンに見立てたり、鍋でコトコト煮たりしないでね。とか、そういうことでしょう。
ブックエンドは前後左右の決まりがありませんので、お好きな向きでぜひ "安全に" ご使用ください。
▲パッケージ