日本の四季、夏の風物詩を思うと、たくさんの冷を感じるアイテムが思い浮かぶと思いますが、風鈴もそのひとつではないでしょうか。
今回、WASHIZUKA GLASS STUDIOのアイテムをお取り扱いさせていただく中で「風鈴」がありました。
ガラス作家の鷲塚さんがひとつひとつ丁寧に手作業で製作されるアイテムなのですが、
よくある風鈴とはちょっと違っておりまして、とても優しい音色になっています。
「少し離れたところから聴こえる風鈴の音」を再現したかったそう。
とても優しい音色はグラスの中を回る氷を思い起こしそうな柔和な響きです。
今回、商品説明の最後に動画ものせておりますのでぜひ、耳を傾けてみてください。
WASHIZUKA GLASS STUDIOの風鈴は、
吹きガラスで製作されていまして、
すっきりとしたフォルムに、縁がスモークがかった仕上がりととてもこだわり抜かれたものとなっています。
グラスの中には富山県産の楢材が。
この宝石を思わせるような形状の楢材が、
優しい音色を紡ぎ出す正体となっています。
風鈴をならすこの部分は、金属が用いられることが多いですが、透き通るグラスの中でゆらゆらと揺れるこの楢材が、優しい自然の安らぎを思い起こさせてくれる。
そんないいアクセントとなっています。
一方、短冊に用いられるのは、富山県の伝統工芸である「五箇山和紙」
黒の濃淡が美しく、
たかが短冊、されど短冊。
この短冊の存在感が、きゅっと締められたネクタイのように、スマートな印象となっています。
吹きガラス、楢材、和紙。
3種の異なる素材がそれぞれ丁寧な仕事で生み出され、この風鈴が出来上がっているのです。
飾るときは、グリスの先が輪っかになっていますので、この輪っかをフックなどにひっかけて。
部分部分の留め具には真鍮が使われていたりなど細かい配慮がなされています。
WASHIZUKA GLASS STUDIOの風鈴は、パッケージも真っ白で美しい。
夏の終わりに、また来年とこの箱にしまうとき次の夏がきっと楽しみになるに違いありません。
カラーは新色に。
風鈴のカラーでしたスモーク。
すこーし色がついていて、縁だけグレーな風鈴が2022年分から「チャコール」になりました。
素材のガラス質が変わったそうで、改めてキレイに見えるよう調整して新しくリニューアルしたカラーとなっています。
少しシックになって
短冊との相性もバッチリ。
他にはないかっこいい風鈴です。(商品ページ画像はチャコールに変更されています。)
▲左が2021年までのカラー、右が2022年からの新色、「チャコール」
色味は大きく変わったように見えますが、吊るすと透けて少し薄く見えます。
照明や光の具合による変化もお楽しみください。