キルンワークという、
電気炉を用いたガラス細工で作品を生み出す
五十嵐桃子さんの作品。
今回はリングホルダーのご紹介です。
指輪を置かなくても、オブジェとしても
十分とても素敵なガラスアイテムです。
もちろん、リングホルダーなので
指輪を置くのにピッタリ。
高さのある円錐形のカタチで、
「指輪置き」というより指輪を
ディスプレイするように飾ることができます。
五十嵐さんが生み出す繊細なガラスの色合いや透明感がとても素敵なのですが、リングホルダー本体だけでなく、指輪もより素敵に魅せてくれるという、うれしいポイントも。
指輪をつけるとき、置くときの短い時間が
より一層楽しめます。
リングホルダーは高さが11cmほどあるので、1つと言わず、持っている指輪を重ねてディスプレイすることもできます。
指輪の号数が小さければ上の方に、
太ければ下の方にハマるようになっているので、どれがどの指にはめるものかパッと見ですぐわかったり、ペアリングを一緒に飾ることもできます。
五十嵐さんが作られる
キルンワークという製作工程は、
粒状の色ガラスを使い、
この色は何g、こっちの色は何g
と計算をしながら作られるそう。
緻密な工程と、色の再現性で美しいアイテムを生み出されています。
それは景色を眺めている時に自然と出る水面や空の色やオーロラのような。
どこかうっとりと癒されるものが多くて、五十嵐さんの人柄などが滲んで出ているように思います。
ガラス細工を作られる際は、触り心地を大切にして表面を研磨されているそう。
丸の箸置きは少しフロスト状になっていましたが、リングホルダーの表面はツルツル。
写真だと分かりづらいですが、
裏面だけフロスト状になっています。
指輪は自分の大切なものであることが多いはず。
せっかくなら、きちんとキレイに飾ってあげて毎日のつけ外しの時間を特別な時間にしてみてはいかがでしょうか。
五十嵐さんのリングホルダーは指輪やその置く光景さえも特別さをプラスしてくれるアイテムです。