石原亮太さんの作品を初めて見たのは、2017年だったか。
記憶はおぼろげですが、その時に見たのがこのFLOWERというシリーズでした。
石原亮太さんは暖かな雰囲気もありつつ、
北欧のアンティークのような魅力ある絵柄を描かれるのがとても印象的。
手描きで製作しているという、手間のかけようと、ご本人が本当に気に入って推している絵柄なんだなというのが伝わってきてホッコリしたのを覚えています。
その頃はまだお店がこれから始めようかというときで、ラインナップに迎えることができませんでしたが、6年たってようやくお迎えすることができました。
▲左からケーキ皿&パン皿、飯碗、コーヒーカップ、サラダボウル
ホワイトの地の部分はガラス質の釉薬が厚すぎない程度に塗られていて、
彫り描かれた絵柄部分は、濃淡が印象的な錆色のようなブラウンの釉薬が塗られています。
長く愛用して、いつかアンティークのようになる。そんなことを想定して作られたようなデザインです。
▲ケーキ皿
FLOWERのシリーズはお花がぐるっと描かれているデザインが魅力的。
マグカップも同じように1つの茎で繋がった2輪のお花が描かれています。
ケーキ皿はコーヒーカップと共に使って、カップ&ソーサーとしてもご利用いただけます。
ティータイムにお菓子を端に添えてのんびり絵柄を見ながら過ごすのんびりとした、ひととき...
なんとも楽しそうです。
パン皿とサラダボウルをセットにして使うこともできます。
1つで使うのももちろん素敵ですが、絵柄があわせやすいのでテーブルがぐっと華やぎます。
▲サラダボウル
▲ケーキ皿&パン皿
パン皿の方が1回り大きく描かれるお花が1輪多めです。
▲パン皿
サラダボウル、コーヒーカップ、飯碗の内側は真っ白で釉薬がしっかりと塗られています。
汚れがつきにくく、お手入れもしやすい仕上がりです。
飯碗は持った時の熱さを考慮してか少し厚めに作られています。
▲飯碗
最後にコーヒーカップについて少し。
コーヒーカップは持ち手部分はあまり分厚くなく、スッキリとしていて横幅のあるフォルム。
指をかけた際に安定しやすく、指が入れやすいデザインです。
全体的なフォルムも下部が広がる台形スタイルなので、とても安定しやすい。
重ねて収納することもできます。
石原 亮太さんのFLOWERシリーズ。
ひとつひとつ描いて作る緻密さと丁寧さは不思議と使う側にも伝わるもの。
きっと、その大切な思いは箱の中に一緒に入って届くと思います。
▲裏には石原亮太さんのブランドpebble ceramic design studioのロゴ
▲パッケージ