新潟県糸魚川市能生地区で育てられた稲藁を用いられて作られる
稲藁研究所、INAKENさんの稲藁飾り。
どれも丁寧でとても美しく、開けると稲の良い香りがふっとたつ。
豊富な水源のある糸魚川市能生地区で1年かけて丹精に作られた稲藁でひとつひとつ新しい年のために作られた稲藁飾りです。
2025年は新たに4つ新作を迎えました!
種類は全部でサイズ違いも含めて14種。
ぜひ、1つ1つ覗いていってください。
小さなしめ縄
まずは小さなしめ縄。
一番コンパクトで気軽にかけられる稲飾りってしたことないけれど...
な方入門編にオススメ。
「小さな」といってもそんなに小さくなくて、幅は30cm弱と意外としっかり。
▲小さなしめ縄 太綯い
しめ縄は「邪気が入ってこないように」という意を込めて飾るお飾り。
神棚や自分の大切だと思うところにお守りや御朱印帳と共に飾るのがいいのだそう。
玄関上とか、開口部とかもいいかもしれませんね。
お家を払い清め正常な状態に保つと言われていて一年の豊かな暮らしを願うそう。
▲きちんと紙垂もついています。
神棚に飾るときは神様から見て
太い方が左側に来るように飾るらしく、
意外と知らない習わしがあることを知りました。
こういうきっかけで勉強になるのもいいですよね。
躍龍
龍が天空に向かって舞登るようなまさしく躍動感のある龍です。
運気上昇であらゆる物事を良い方向へ導き富と幸福をもたらす力がある...というもはや最強説な稲藁飾りです。
サイズが大小あってどちらも細部まで作り込まれています。
▲躍龍 大
これを見たとき、デザイナーの長浦ちえさんに、これ考えるの大変でしたよねっていう話をしたんですが、
まさにだったようで、本当に苦労が伺える稲藁飾り。
牙や角、立髪やヒゲなど、全て同じ素材でここまで表現できるのかと脱帽の躍龍の稲藁飾り。
頭の方は太めの稲藁を用い、段々と尾に行くに従って細い稲藁を用いて作られています。
▲躍龍 小
INAKENさんの稲藁飾りはお正月だけでなく、1年を通してどんと焼きなどに出されることを推奨されています。
瑞雲
躍龍のご紹介の時にチラリと出てきましたが、雲の形の珍しいしめ縄飾りもあります。
瑞雲は単体でももちろん、躍龍と合わせるとさらに可愛い。
「瑞雲」はずいうんと読み、縁起が良いこと、おめでたいことがある前兆に現れる雲のことをいいます。
雲は仙人が乗るものと信じられていて、天へつながることから神聖な意味合いがあったとのことで、稲藁飾りになりました。
渦を巻いてできるような雲の形。
作るのに結構苦労されたそうです。
「壁に飾る雲」って可愛らしいですよね。
デザイナーの長浦さんは神棚の上にポンポンと並べて飾りたい!とおっしゃっていました。
福よせかぶ/多福かぶ
食べる蕪からきている2つのしめ飾り。
蕪はスズナともいい、「神を呼ぶ鈴」として縁起物とされているそうです。
「株が上がる」「評判が良くなるように」と願って飾るしめ飾りだそう。
サイズは2サイズあって、小さい方が福よせかぶ。大きい方が多福かぶとなります。
置いても壁に吊るしても素敵な福よせかぶと多福かぶ。
2種の稲穂がついていて、色合いもとてもこだわって作られています。
キュッと結ばれた稲藁が上に向かってびっしりと伸びている様子がいいですよね。
ちょっと雑なところだと稲を切ったところが整っていなかったりしてたりするのですが、INAKENさんのしめ飾りは本当に綺麗です。
▲紙垂には「福」の文字が印字されています。
念の為ですが振っても音は鳴りません。
福鈴飾り
ここでちょっと違うタイプの福鈴飾り。
棚などに置いたり、壁にかけたりして飾ることができる福鈴飾りは「神様に呼びかける」時に用いられるものとされているそう。
宗教に入っている人が少ない日本人ですから、神様に呼びかけることなんてあまりないと思いますが、鈴の音が邪気を祓って幸運を呼び寄せるという意味があるんだそうです。
魔除けや開運招福となる福鈴飾り。
ころんと可愛らしいお飾りはちょっと他のしめ飾りとは雰囲気が違ってよくないですか?
バスンと裁断された稲藁のギュッと詰まった感じ、すごく美しい仕上がりです。
ちょんまげみたいな部分もかわいいです。
円成
まんまるな円成(えんなり)は、日々の生活を円満に過ごせるようにと飾るしめ飾り。
それ以外にも願い事が成就しますようにという思いを込めて飾るのだそう。
まさに「円に成る」と書く円成ならでは。
ギュッと固くしめられたしめ縄で綺麗な丸を作るのは技術が入りそう。
まんまるな形はなんだか縁起も良くて、少し癒される感じもしてきます。
宝船
「七福神が乗っている船」といえばイメージのつきやすい宝船。
七福神以外にも米俵、千両箱を乗せたとされる縁起物。
日々宝物で満たされ豊かな船となりますように願われ飾るそう。
なんだかたくさんの福が得られそうな稲藁飾りです。
斜めにピンと張られているのは帆をイメージしているのかな、後ろの方にある丸い玉は碇かな?なんて考えてみていると楽しくなります。
日の出
こちらは、他の稲藁飾りにはない、
根付の稲藁飾り。
自然の力を蓄えた根付のままの稲藁がまるでそこに自制しているように上に向けて稲と藁が伸びています。
雄大な大地から昇る新しい太陽を象り毎日が実り豊かに根を 張って過ごせるようにと願って作られた稲藁飾り。
サイズはSとL。
なんでも、願いが叶ったら、翌年は感謝と共に大きいサイズを飾り更なる根付き繁栄を祈願するという出世飾りなのだそうです。
大黒・海老〆
最後のご紹介は大黒・海老〆。
一番大きなしめ飾りで「海老」をイメージしたデザインになっています。
長寿の主張ともされ、夫婦円満の意も込められたしめ縄飾り。
日々の成長を重ねながら仲睦まじく過ごせますようにという家庭を暖かくしてくれます。
ふと視界に入ったら喧嘩もおさまりそうですよね。
以上が今年ご案内できるINAKENさんのしめ飾りとなります。
パッケージは山吹の台紙が入った袋タイプのパッケージ。
今までは箱入りもありましたが、できる限り価格を変えず続けていきたいということで全て袋タイプになりました。
馬光扇(2025NEW)
2025年のNEWのお飾り。
2026年の干支は午(うま)
ということで、午のしめ縄飾りです。
午のしめ縄飾りってとっても珍しいですよね。
立て髪もしっかり綺麗に表現されている馬光扇
「光の扇」を背負った午のしめ飾りには力強く躍進し、運気を切り開いていくという吉祥の願いが込められているのだそう。
馬:勢いよく前進する力
光:希望と繁栄、 未来を明るく照らす導き
扇:運が拡がる吉兆のしるし
まるで民藝のような雰囲気のある馬光扇は黄色く経年変化しても長くインテリアのお飾りとして飾ることができます。
みのり結び(2025NEW)
藁を丁寧に束ねて祈りを込めた稲藁
「みのり結び」
玄関や、棚などに横に置いて飾るのも良し、
壁掛け紐がついているので、
壁掛けにしても良しな使い勝手のいい藁飾りです。
▲好きな向きで壁掛けできます。
古くから日本では稲穂に五穀豊穣、
家内安全、商売繁盛の願いを込め、
神棚や玄関に飾る風習があったそう。
古来からの営みを、取り入れてみる。
置くだけでもできる手軽な稲藁飾りです。
福双鯛(2025NEW)
2025NEW、3つ目は福の魚といえばの鯛。
双子の鯛が向かい合って、福を呼び込むお飾り「福双鯛(ふくそうたい)」です。
福双鯛は「喜びと繁栄」
人と人との絆が重なって、縁が繋がっていきますようにと願いを込められています。
紅白の紙が他のお飾りにはなくて、素敵なアクセントなんですよね。
福双鯛は、調和と祝福に満ちた吉祥の象徴です。
豊穣の稲穂(2025NEW)
そして最後は稲穂たっぷりな豊穣の稲穂
置いて飾るタイプの稲藁飾り。
とても贅沢で見栄えのするお飾りです。
実りへの感謝と、さらなる繁栄を願ったお飾り。古くから日本人にとって大切な糧である稲は神聖な存在。
特に最近は「お米」が色々と大変な年でした。
稲穂の恵みを束ねたお飾りは、
心静かに暮らしの中に福を招く。
来年はさらに良くなるようにと祈りが込められてできたかたちです。
