「ガラスの質感はツルツルだけじゃない」
そんなスタンダードなイメージを覆す、
ガラス作家、相馬佳織さんの板皿「ミチカゲ」
片面が「ツルツル」、
もう片面が「ザラザラ」
そんなガラスの質感を目でも
手触りでも楽しめるプレート。
食事のシーンでも、身の回りの小物おきとしても使えるアイテムです。
今回はミチカゲのクリアと、
色ガラスを用いた定番カラーより
ホワイトとピンクベージュ。
そして別注でお願いした青とホワイトの2色が重なったカラーの4色展開となっております。
細かく「つぶつぶ」としている
相馬さんのミチカゲ。
光に反射すると、凸凹した部分が
キラキラしてまるで雪や氷を思わせるようなそんな凛とした雰囲気を放っています。
▲クリア
ザラザラとツルツル。
表情が違う2種類の質感はどちらが表ということがなくて、どちらも使える楽しみ2倍仕様。
ザラザラの面を上にすると粒の隆起の質感が楽しくて、
ツルツルの面を上にすると、まるで湖に氷が張ったみたい。
写真だとこの微妙なニュアンスが
全くわからなくて...。
手にした人だけがわかる繊細で、
でもハッキリと違う質感。
一応上の写真は手前ツルツル、
奥ザラザラとなっております。
▲ホワイト
色が加わるとまた大きく違った雰囲気に。
ホワイトはまるで雪がうっすら積もっているような優しい雪化粧姿が印象的です。
食器として以外にも、上に重さのない小物を置いてディスプレイにしたり、アクセサリーを置くのもオススメです。
ピンクベージュは、ピンクピンクしすぎない大人なグレージュがかったカラー。
なかなか見ないカラーのガラスプレートは、デザートプレートにするとキュンとします。
色ガラスのミチカゲは透明部分とカラー部分によるわざとな色ムラがあって、
まるでそれは水彩画のような優しい色合い。
そんな絶妙なニュアンスをガラス上で表現されているのも相馬さんの作品ならでは。
最後のご紹介カラーは過去の作品を見て、
これぞ!と思ってオーダーした
「青+ホワイト」
スッキリと爽やかなブルーの色味に、ホワイトが混ざり重なったようなカラーリングです。
まるで空のような、海のような、
丸い形から地球かでもあるような。
そんなイメージを呼び起こす
「青+ホワイト」
どのカラーとも違う、ハッと覚めるような色合いは使う人の気分を晴れやかにしてくれるはず。
最後の最後で言い忘れ。
相馬さんのミチカゲはコンパスで書いたようなきれいな機械で切り出したきっちりとした正円じゃありません。
よく見るとほんの僅かに微妙に正円になりかけていない、手作業だからこそのちょっとした歪みがあります。
でもそれは決して悪いものじゃなくて、そっと包まれるような柔らかさを感じる部分でもあったり。
実はエッジも角が立っておらず丸みを帯びています。
質感、色合い、エッジ部分随所随所に優しさと美しさを感じる相馬さんのミチカゲ。
使うごとに新たな発見があるかもしれません。
▲クリア