福岡県、糸島市で波佐見焼をメインに
製作活動をする石原亮太さん。
どこかユーモアもありつつ、
かわいらしく、おしゃれ。
そんな作品を多く作る石原さんから、なんともカラフルで多彩なフラワーベースが届きました。
今回のフラワーベースはとても面白い試行なものになっていて。
作っているのは石原亮太さんだけじゃないというのがミソなところなんです。
実は、長崎県、波佐見焼の長十郎窯さんという窯元さんとのコラボレーション。
コラボのきっかけは、
長十郎窯のまだお若い3代目が釉薬について
勉強に勉強を重ねていたこと。
いつも面白い釉薬の研究をしていたらしく、そこに目をとめた石原さんが、製作した花瓶に「好きに遊んでみて」としたところ、この表現豊かな色合いの数々が出来上がってきたそうなんです。
長十郎窯さんが作るのは和食器がメインだそうで、なかなかうまく生かすことができなかった彼の釉薬の技術が、石原さんの作品を通して花開いた瞬間でした。
フラワーベースの名前は「LONG10」
実は種類としては40種類のカラーがあるそう。
ここから徐々に絞っていく。という実験的な試みの面もあるそうなんですが、ロング「10」の10は10まで絞る伏線なのかな...と名前の由来をうっかり聞き忘れたのでそんな妄想をめぐらせています。
当店では40種類も扱うと、多分選ぶの大変!と思ったので、
そこからさらに絞りに絞り、18種類の扱いとなっています。
もしかしたら、入れ替えの可能性もありますが、前述の通り、生産終了な釉薬があるかもしれないので、もう2度と出会えない希少なものも今回あるかもしれません。
なにせお願いしてから半年くらいは製作に時間がかかるものですから、今年の再入荷は難しい状態。
流れ作業じゃなくて、1つ1つ手作業で丁寧に作られているんだなと伺えるフラワーベースは、
同じ釉薬でも1つ1つ焼成や垂れ加減など風合いが違っていて見ていて楽しい、まるでキャンバスに描かれたようなフラワーベースなんです。
植物やお花を入れて飾っても、何も入れずオブジェのように並べても絵になるフラワーベース。
違う雰囲気の釉薬タイプを並べても、かたちが同じなので統一感が出ます。
フラワーベースとして意外にも、
ディフューザーとして使うのも
とっても相性良くて、
インテリアとして華を添えてくれたり。
いろんな色合いがある、LONG10。
あなたの選ぶ選択が、今後のLONG10のラインナップの未来を左右するかもしれません。
▲裏側のブランドサインがポップで可愛らしい。
▲パッケージ