見た目にも涼しげな風鈴。
長野県で吹きガラスの技法にて作られる、
相馬佳織さんの風鈴です。
一般的に風鈴は夏の風物詩として、
涼を感じることのできると言われる
日本ならではのアイテムですが、
相馬さんの風鈴は音色だけでなく、
視界からも涼をとれる昨今の暑い夏にはありがたや〜〜なやつなんです。
相馬さんの作品によく見られる、
ガラスのつぶつぶ仕様がこの風鈴にも施されています。
氷につく霜のような。
水滴や朝露のような。
光にあたるとキラキラして、朝夕と光のあたり具合で違う顔を覗かせます。
「舌」（ぜつ）と呼ばれる音色を奏でる、真ん中の部分もガラスの素材。
ガラスとガラスがぶつかることで
「チリリン」と細く高く奏でる風鈴。
よく見ると、紐と、短冊部分以外は細かい部品も全てガラスとガラス作家ならではのこだわりが垣間見れます。
短冊部分は、レザーでできていて
風にたなびくように薄めな仕上がり。
遠目からだとレザーだとはわからないのに、
近くで見るとレザーならではの質感を感じられて、相馬さんの美しいガラスに、大人っぽい渋カッコよさがプラスされているナイスーな組み合わせなんです。
レザー短冊は、和紙のようなシワありの加工が施されています。
手元に届いた時は、このレザーの短冊がくるっと丸まっている状態なんだけれど、手で伸ばしたりくねくねさせたり、少しなら形を整えたり変えたりすることもできる、ちょっと不思議な固めの本革レザー。
ものすごく大きくは変わらないけれど、１つ１つ短冊の形や裁断に個体差があるのも味になっています。
短冊のカラーは、ライトブラウン、
ブラック、オリーブグレーの3色。
短冊の色は毎回変わるようなので、一期一会の出会いになります。
風鈴の先は、輪っか状の紐になっているので、フックにかけたり、さらに糸や紐をつなげたりしてご自宅にあった長さで取り付けがいただけます。
吹きガラスの技法により、微妙に形やサイズが異なることもあって、
１つ１つが織りなす風鈴の音に違いがあります。
今回は個体差の写真ではなく、音あり動画をご用意していますので、ぜひ下部の動画もチェックしてくださいませ。
▲パッケージ
